神倉神社 - 東直子『ゆずゆずり』

物語の舞台 - 神倉神社(和歌山県 新宮市)

本宮から新宮へ足をのばした。だいだらぼっちが積み木遊びをしたような、大小さまざまな石が重ねられた野趣あふれる階段のある神倉神社の参道を上った。

「柴犬婦人」より。

神倉神社は南紀、新宮にある巨石を御神体とする神社。熊野三山のひとつ、熊野速玉大社とも近いです。古い磐座信仰が残る興味深い神社です。

主人公は仕事で来たついでに熊野の見どころを見て歩いています。

掲載日:2009-07-12
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

神倉神社について

神倉神社(かみくらじんじゃ、かんのくらじんじゃ)は和歌山県新宮市の神社。熊野三山の一山である熊野速玉大社の摂社。境内地は国の史跡「熊野三山」の一部、および世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である。


[磐座信仰の社]

神倉神社は、熊野速玉大社の摂社である。新宮市中心市街地北西部にある千穂ヶ峯の支ピーク、神倉山(かみくらさん、かんのくらやま、標高120メートル)に鎮座し、境内外縁は直ちに断崖絶壁になっている。山上へは、源頼朝が寄進したと伝えられる、急勾配の鎌倉積み石段538段を登らなければならない。

山上にはゴトビキ岩(「琴引岩

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