南紀白浜 - 中上健次『蛇淫』

物語の舞台 - 南紀白浜(和歌山県 西牟婁郡白浜町)

白浜で、彼は降りた。思いつきだった。海辺の旅館街まで、タクシーに乗った。何故、白浜で降りたのか、わからなかった。波の音がした。歩いた。

「荒神」より。

南紀白浜は古くからの温泉地で、全国的にも人気の観光地です。白砂の海と、温泉と、パンダ。家族連れでなら行かないわけにはいかないでしょう。

作中では、主人公が大阪から南紀へ帰郷する途中、思いつきで白浜に立ち寄ります。

掲載日:2012-07-22
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

南紀白浜について

白浜町(しらはまちょう)は、和歌山県西牟婁郡にある町。千葉県などにも存在する白浜という地名と区別する意味で、紀伊半島あるいは旧紀伊国(和歌山県)の南を意味する「南紀」を冠して南紀白浜と呼ばれることもある。古くは奈良時代から、温泉街として有名である。


[地理]

和歌山県南西部の太平洋岸に位置する。今後発生が予測される南海トラフ巨大地震の際には、町内に最大10mの津波が到達することが予想されている。北側は2か所に分かれて田辺市と境を接し、間に挟まれるように西牟婁郡上富田町がある。南側は西牟婁郡すさみ町がある。町の東部はわずかに東牟婁郡古座川町と隣接する

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