福江島 - 花村萬月『雲の影』

物語の舞台 - 福江島(長崎県 五島市)

「ここって、どこだ。なんという島だ」

「福江島ですけれど」

「ああ、そうか」

「おそるべき無頓着さです」

五島列島で最大の島、福江島。

会話文自体の無頓着さにもおそるべきものがあるのですが、少なくともこの作品では福江島らしき出来事はなにもありません。海べりにずっと座ってしゃべってるだけです。なんという無頓着。

修道院から逃げ出してきて・・・という話なのでキリスト教とも縁深いこの島が選ばれてるんですけどね。

しかし五島列島といえば、私のイメージはうどんです。

掲載日:2006-08-20
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

福江島について

福江島(ふくえじま)は、長崎県西方沖の五島列島を構成する島の一つ。行政区分は長崎県五島市に属する。南に離れた男女群島を除けば五島列島の南西端に位置する。島の面積326.43km2は五島列島最大、日本国内では11番目の面積を持っている。

2021年12月現在では、人口33,008人となっている。

自然

地理・地形

南西部の玉之浦や東部の岐宿、福江はリアス式海岸で、複雑な海岸線をもつ。西側の外洋(東シナ海)に面した地域では海食崖がよく発達する。湾は富江湾

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