蒲江 - 小野正嗣『にぎやかな湾に背負われた船』

物語の舞台 - 蒲江(大分県 佐伯市)

太平洋に突き出たアンモナイトのようなかたちの小さな半島から、朝の光をまさぐろうとする触手のように東に向かって躍り出たいくつかの支脈のひとつの先端付近に「浦」はあった。

小野正嗣がいくつかの作品で舞台とする「浦」は、著者の故郷、大分県の蒲江あたりがモデルでは、ということですが、明確に地名として示されてはいません。大分県南部、というところまでは書いてあったかな。

蒲江は現在佐伯市になり、その海岸線はリアス式海岸になっています。アンモナイトがどのへんにあるのかは分かりません。漁業で栄えたエリアで、寿司がうんまいってところです。

掲載日:2009-05-01
蒲江イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

蒲江について

蒲江町(かまえちょう)は、大分県の南東部にあった町。

町内にあるマリンカルチャーセンターには日本一長い100m海水プールがあり、毎年春にはマンボウを飼育していることでも有名である。

2005年3月3日に佐伯市と南海部郡5町3村は合併し、新たな佐伯市となった。


[地理]

  • 山:高平山
  • 島:深島、屋形島、地黒島、沖黒島


[歴史]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、蒲江浦、猪串浦の区域をもって蒲江村が発足

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