日田 - 椎名誠『突撃三角ベース団』

物語の舞台 - 日田(大分県 日田市)

日田は毎年きている町だ。大きな川があって小さな川がいくつもあって、山と森があってさっぱりした町があって、古い店がいくつもあって、温泉があって、つくづく美しいところだ。

天領であった当時をしのばせる、古い町並みが保存されている日田。大分県西部、福岡県と隣接するエリアです。

すぐ近くの湯布院が人気なので、「ちょっと日田まで足を伸ばしてみませんか?」と言ってもいいんだけれども、観光客を誘うようなキラーな見どころが少ないのも事実。

私が学生時代に立ち寄ったときは単に久大本線に乗りたかっただけなのですが、ほとんど印象に残っていません。記録によれば大原八幡宮、廣瀬資料館、月隈公園を訪ねたようなのですが・・・。

掲載日:2006-12-03
日田イメージ
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※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

日田について

日田市(ひたし)は、大分県の北西部に位置する市である。福岡県、熊本県と県境を接する。1940年(昭和15年)市制施行。

地理

日田市は大分県に属するが、筑後川水系にあるため歴史的に福岡県の筑後・筑前地方とのつながりが強い。この地域の方言である日田弁は肥筑方言の特徴を持つ。周囲を山に囲まれた典型的な盆地であり、多くの河川が流れ込み「水郷(すいきょう)」を形成している。日田盆地周囲の山地は、標高がおよそ1,000メートル、旧前津江村・中津江村・上津江村がある山間部では、標高が1,200メートルほどになる地域がある。

日田盆地に流れ込む多くの河川は、三隈川(筑後川)に合流する。これらの河川は江戸時代末期には、日田周囲の地域で伐採された木材などの物産を

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