那覇新都心 - 池上永一『レキオス』

物語の舞台 - 那覇新都心(沖縄県 那覇市)

 天久開放地の闇に上がった火柱は、付近の古島郵政団地からも目撃された。

 通路に出た住民が天久開放地方面に身を乗りだしている。すぐに団地上空にドラムカンの山を崩したようなヘリコプターの音が聞こえてきた。

米軍用地であったものが返還され、空地となっていた天久開放地。

那覇市街の北、現在は街になっており、「那覇新都心」と呼ばれるエリアですが、ここで浮かび上がった巨大な魔方陣から物語は動き出します。

古島郵政団地も実在する団地でしょうか、天久の1kmほど東が古島です。

掲載日:2008-05-17
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

那覇新都心について

那覇新都心(なはしんとしん)は、沖縄県那覇市の北部に位置する再開発地区のこと。1951年土地収用令によって強制接収され米軍の住宅街となっていた牧港住宅地区が1987年5月に全面返還され、新たな那覇の新都心として造成、再開発された。大型ショッピングセンターや総合運動公園などが設置されている。


[概要]

沖縄県那覇市天久、おもろまち、銘苅、上之屋などに広がり、ほぼ全域が西流する安謝川の流域である(安謝川は浦添市との境界となっている)。西側を国道58号、北側を安謝川とほぼ並走する沖縄県道82号那覇糸満線、東側を国道330号・安里バイパスおよび沖縄都市モノレール線(ゆいレール)で概ね囲まれる。南側は崖になっていて、崖下にある那覇市中心部とは標高差がある

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