竹富島 - 池上永一『夏化粧』

物語の舞台 - 竹富島(沖縄県 八重山郡竹富町)

島の南端に星見石と呼ばれる石がある。ちょうど人差し指が伸びたような岬の上にあるその石は、乙女の丸い爪を思わせた。

「星見石と呼ばれる石」は実際に八重山諸島に点在します。星の観測に使われたというけど、実際にはよく分からない謎の多い遺物。ロマンですね。

作品では、島中央部に天文台があるなど、舞台としては石垣島であろうと思われます。石垣島には星見石が3つあるんですか?

つい先日、こんなニュースがありました。ひとつ謎のままだった星見石の位置が判明したのだとか。

竹富島のなごみの塔の下。

なんてタイミングのよさ。ということで地図ポイントは竹富島に落としておきます。

掲載日:2008-09-20
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

竹富島について

竹富島(たけとみじま、八重山語: テードゥン、タキドゥン)は、沖縄県の八重山列島にある島である。全島が沖縄県八重山郡竹富町に属している。

地理

八重山列島の中心地である石垣島の南約6 kmに位置し、石垣港からは高速船で約10分の距離にある。

名称

最初に沖縄本島から竹富島に渡来して新里村を開いたと伝わる伝承上の人物で、六山のひとつである花城御嶽に祀られているタキンドゥン(タガニドゥン、他金殿)が島名の由来。1708年の『指南広義』や1721年の『中山伝信録』には竹富島が

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