那覇 - 町田康『おっさんは世界の奴隷か』

物語の舞台 - 那覇(沖縄県 那覇市)

こんなものなくても俺は立派に沖縄に行ってみせる。こんなものいるか、猿野郎がっ。と毒づいて、財布と航空チケットだけをポケットに入れ、両手をぶらぶら振って沖縄に旅立ったのである。

「だから旅行は嫌なんだ」より。

「こんなもの」というのは猿股だったり剃刀だったり本だったり豆腐、カレー粉、小振りの鍋、半田ごて、住民票、複成のゴッホ、九官鳥の餌だったり、もしかしたら必要になるかも、つって荷物をまとめてたら大変な量にというネタなわけです。

沖縄には対談仕事で行ったらしい町田氏。

というか沖縄が舞台になる作品、というわけでもないですごめんなさい。

掲載日:2009-07-05
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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