ユーゴ=ザーパドナヤ - 島田雅彦『亡命旅行者は叫び呟く』

物語の舞台 - ユーゴ=ザーパドナヤ(ロシア モスクワ)

キトーはモスクワ南西の岸、メトロの終点ユーゴザーパドナヤ駅で下車した。そこは新興住宅地と呼ばれる地区で、永遠に出航することのない巨大な艦隊が係留されている。

「艦隊が係留されている」というのがどういうものかよく分からないのですが、ユーゴザーパドナヤはモスクワ郊外の住宅地です。『亡命旅行者は叫び呟く』はもう20年も前の作品ですが、それは今も変わってませんか。劇場(ユーゴザーパド劇場)があるのでそれを見に行く観光客も少なくはないみたいですね。

モスクワの地下鉄は「構内の装飾が豪華で美しい。宮殿のようだ」「有事には核シェルターとして利用するために深い」「エスカレーターが尋常じゃなく速い。速すぎる」と聞きますが、ユーゴザーパドナヤ駅は小さな、駅らしい駅みたいです。

掲載日:2007-02-25
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ユーゴ=ザーパドナヤについて

ユーゴ=ザーパドナヤ駅(ユーゴ=ザーパドナヤえき、ロシア語: Юго-Западная)はモスクワ地下鉄・ソコーリニチェスカヤ線の駅で、プロスペクト・ヴェルナーツコヴォ駅とトロパリョヴォ駅の間にある。


[歴史]

1963年12月30日に開業した。


[外部リンク]

  • metro.ru
  • mymetro.ru

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