アンコール遺跡 - 椎名誠『笑う風 ねむい雲』

物語の舞台 - アンコール遺跡(カンボジア シェムリアップ)

アンコール・トムではあちこちで崩れつつある遺跡を、周囲をとりかこむ森の沢山の樹々がそこに侵食し、結果的にその根や幹でしっかり遺跡をくわえたり抱えたりしてそれらの倒壊を支えている光景に圧倒された。

アンコール・ワットにアンコール・トム。アンコール遺跡は、行ってみたい場所のひとつです。見事なレリーフ群は本を読むような感覚で、何日か掛けてじっくりと見たい。

一方で、「何も知識のない私には、こういう遺跡群はあまりにも巨大で深すぎて、ただもう圧倒されるだけだから」避けてきてたのだという椎名の言い方はよくわかります。

掲載日:2006-09-03
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

アンコール遺跡について

アンコール(クメール語: អង្គរ 発音 [ʔɑŋkɔː]、英: Ankor)とは、ヤショダラプラ(クメール語: យសោធរបុរៈ、サンスクリット: यशोधरपुर、英: Yaśodharapura)とも知られ、かつてのクメール王朝の首都である。現在はカンボジアシェムリアップ州の北西部、トンレサップ湖北岸のシェムリアップの北側に位置する

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