ニヨン - 小澤征爾/村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』

物語の舞台 - ニヨン(スイス ヴォー州)

ロールには泊まれるホテルがなかったので(小さな町だから宿泊施設の数は限られている)、車で十五分くらいの距離にあるニヨン(Nyon)という、やはりレマン湖畔の町に滞在した。ホテルの近くに、湖でとれた魚料理を出すおいしいレストランがいくつかある。

スイスはレマン湖畔、ロールという町で開催される「小澤征爾スイス国際音楽アカデミー」。村上春樹が「特別ゲスト」として参加、見てきたレポートが入っています。インタビュー集である本書のなかでも読んでて楽しい変化のある部分。

ロールはニヨンとローザンヌの間という位置ですが、レマン湖の北岸沿いにあります。

掲載日:2012-07-01
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ニヨンについて

ニヨン(仏:Nyon)は、スイス・ヴォー州にある基礎自治体(コミューン)である。ジュネーヴの北約25kmのレマン湖岸に位置し、フランス語圏に属している。


[概要]

ニヨンは、ガリア戦争(紀元前58 - 51年)によってガリアを征服したガイウス・ユリウス・カエサルによって紀元前45年頃に古代ローマの植民市として建設された。この植民市はコロニア・ユリア・エクエストリス(Colonia Iulia Equestris)と名付けられ、その中心部はノヴィオデゥヌム(Noviodunum)と呼ばれた。近年、アンフィテアトルムや神殿などのローマ時代の遺跡が発掘されており、1998年に開館したローマ博物館では出土品が展示されている。

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