イギリスが、世界の中で大きな顔をしているのは、間違いなくシェイクスピアがいるからです。つまり、高知県人にとっての坂本龍馬、北海道人にとってのクラーク博士(?)みたいなものです。
分かりやすいたとえですな。もちろん誇張だとしても、あながち外れてもないような。「演劇の本場」として世界中から学びに来るわけですよ、英国風演劇を。よく考えたら何が本場だかわかりゃしないんですが、それがシェイクスピアの力。
ロンドンでは再現されたグローブ座が名所のひとつですし、故郷ストラトフォード・アボン・エイヴォンではシェイクスピア生家も保存されてます。シェイクスピアを訪ねる旅ってのも昔からイギリス定番ではありますね。
掲載日:2005-12-25