ブダペスト - 宮本輝『異国の窓から』

物語の舞台 - ブダペスト(ハンガリー)

ブダペストのいったいどのあたりともわからない暗いホテルの一室で、私は雨の音に耳を傾けながら、おにぎりを食べた。そして、朝の五時まで起きていた。

(当時の)西ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ブルガリアを経由してルーマニアへ、ドナウ河に沿った旅。

街の描写にはあまり関心がなくって、人の言動に焦点があたっている紀行文。宮本輝らしく。

このブダペストではホテルの場所が分からなくヒステリックになってる運転手と町をぐるぐる回るエピソードが印象的です。

掲載日:2007-06-10
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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