ヤクーツク - マーセル・セロー『極北』

物語の舞台 - ヤクーツク(ロシア サハ)

ゾーンへの道はヤクーツクに向かう古い街道だった。その道路は北に向かって曲がり、レナ河に達して、そこで細くなって轍のついた砂利道になっていた。

ロシア東部、レナ河に面した都市、ヤクーツク。ヤクーツク自体が舞台になるわけではない(すみません)のですが、そのあたりの「極北」を移動していきます。

「ゾーン」に何があるのか、何があったのか、少しずつ明らかになる事実に凍えながら進むことになります。

内容としてはフィクションなので、現実の町に当てはめられないところも多いわけですが、途中、緯度66度の場所という表現が出てきます。ヤクーツクは62度付近ですので、ヤクーツクから4~500キロ北ということになりますね。

掲載日:2012-06-03
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ヤクーツクについて

ヤクーツク(ロシア語: Якутск, Yakutsk, サハ語: Дьокуускай(ジョクースカイ))はロシア連邦に属するサハ共和国の首都。レナ川の中流に接しており、河港を持つ。人口は約32万人。

1632年に建設された要塞を起源とする。北東連邦大学やロシア科学アカデミーの支部がある。シベリアの強い寒気により冬季には気温が例年-30°Cを下回り、最も寒かった記録では-64.4°Cを記録している。


[歴史]

ヤクーツクは

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