紙が挟んであったのが、まさにそのスクーグスチルコゴーデンを紹介したページだった。
『森の墓地』という意味らしい。ストックホルム郊外の森がまるごと墓地になっていて、礼拝所や火葬場もある。
— 重松清『十字架』
ストーリーにがっつり絡むので、作中のどういう文脈で登場するかは語らないでおきますが、世界遺産に指定されている墓地です。スコーグスシュルコゴーデン、森の墓地と呼ばれる文化遺産です。
自然のなかに立つ十字架、タイトルのイメージをふくらませてくれます。
掲載日:2013-07-14
紙が挟んであったのが、まさにそのスクーグスチルコゴーデンを紹介したページだった。
『森の墓地』という意味らしい。ストックホルム郊外の森がまるごと墓地になっていて、礼拝所や火葬場もある。
ストーリーにがっつり絡むので、作中のどういう文脈で登場するかは語らないでおきますが、世界遺産に指定されている墓地です。スコーグスシュルコゴーデン、森の墓地と呼ばれる文化遺産です。
自然のなかに立つ十字架、タイトルのイメージをふくらませてくれます。
スコーグスシュルコゴーデン(Skogskyrkogården, 森の墓地)は、スウェーデンの首都ストックホルム郊外にある共同墓地。設計コンセプトと造形には、ナショナル・ロマンティシズムから北欧新古典主義を経て、成熟した近代建築へと到達した同国の建築潮流の変遷が反映されている。
スコーグスシュルコゴーデンは、ストックホルム南部のEnskedeを敷地として、1914年から1915年にかけて行われた新しい墓地の設計コンペ「ストックホルム南墓地国際コンペティション」の結果として生まれた。同国ではじめて火葬を前提とした葬祭場と墓地が計画されたことでも知られている(結果的には、この墓地の火葬場が完成したのは1940年であり
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