ハガニア - 本谷有希子『グ、ア、ム』

物語の舞台 - ハガニア(グアム グアム島)

傘が吹き飛ばされないようにしつつ小高い丘に階段を登って辿り着くと、さっきのマリア像ほどではないが、これまた地味に、ぼろっちい砲台があった。なんとか観光スポットを、とやっきになっているグアム政府の思惑がひしひしと伝わってくる。

グアムです。ハガニア地区にあるアプガン砦、チャモロ族に対抗してスペイン軍が置いた拠点の跡です。市街を一望できる丘に砲台(レプリカ)が置いてある撮影スポットです。

が、作中では台風のさなかの観光で沈鬱なムードになっています。ココナッツジュースを飲む飲まないで揉めたりして。そんな母姉妹の女三人旅。

掲載日:2010-04-25
ハガニアイメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ハガニアについて

ハガニアハガッニャHagåtña、旧称Agana、スペイン語 Agaña)は、米国準州グアムの首都(村)。グアム島西岸に位置する。準州では2番目に小さな村で、人口は1,051人(2010年国勢調査)


[歴史]

Hagåtña ハガニア はスペイン植民時代以前からグアムでも有数の町であった。1668年に最初のスペイン宣教団 Padre San Vitores が訪れた。酋長の Kepuha の家族は、グアム最初の教会の建設の為に Padre San Vitores に土地を提供した。

スペインの統治下では

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