新刊情報のRSSをもっと便利に

近況報告

河出書房新社で新刊情報のRSS配信が始まっている・・・というのを最近知ったのですが、角川春樹事務所でも新刊情報RSSがありますね(トップページにRSSボタン)。bk1では以前からやってますし、オライリーみたいなコンピュータ関連出版社はさもありなんという感じですけど、この手のRSS配信が増えていくのは嬉しいことです。

これら見ながらいつも思うのは、反則でもなんでもいいから<title>に著者名入れてくれないかなということ。もっぱら「著者買い」の私にとっては著者名なしの書名だけでは情報とも呼べないのですよ。

そういう意味ではbk1や河出書房新社のはRSSに著者情報いっさい入ってなくて論外なのですが、角川春樹事務所のRSSはATOMを使うことで<author>として著者名を入れてる。正しいやり方です。正しいのですが、私が日常的に使ってるシンプルなRSSリーダー(RSSBar)では<author>は表示できないのです。あるいはティッカータイプの、<title>のみを流すタイプのリーダーもありますよね。

<title>はタイトル(=書名)を入れるもの、と硬く考えずに、「著者名+書名」でひとつのトピックと考えてのトピックタイトルと解釈すればおかしくはない。そのほうが、情報受け取る側の環境がさまざまであることを考えれば、適切な情報送信になるはずです。

「汎用性」は一部犠牲になりますよ。このやり方では。でもRSSなんてコトバ誰もしらないんだから。「RSSは一般化した」と思ってるのは自分とその仲間達だけなんだから。こんなに便利なんだよということが伝わるようにまだまだ努力が必要な時期だと思ってます。そのためにはRSSの規格よりは、「いかに届けるか」を先に考えたい。どうか。