散発的な注意だけ払っている電子書籍関係

近況報告

Googleが電子書籍のダウンロードをやるとか。(グーグル、書籍のダウンロードサービスを計画か--ブログ界の反応 - CNET Japan

続行中のスキャニングプロジェクト含む「世の中のすべての情報を検索可能に」という思想をやや超えたビジネス展開ですよね、ダウンロードして携帯端末で読書するという形なら。これまでお怒りだった方々からよりいっそうの不興を買うのではないの。

上記記事中に声としてあるとおり、DRM(デジタル著作権管理)がスマートな形で、ユーザの利便性を損ねない形で行われるのであれば、相当の歓迎をもって迎えられるでしょう。

携帯読書端末の普及具合によっても状況は変わるんでしょうけどね。最近のワーズギアにしても、迷走状態。このリリースには↓びっくりした。

ワーズギア、読書端末「Words Gear」用コンテンツ集「ワーズギア文庫」を発売:日経プレスリリース

1)「角川e文庫名作50選」 3,480円(税込)
 芥川龍之介、太宰治、夏目漱石、坂口安吾、宮沢賢治、與謝野晶子など、日本人作家16人による名作50選を収録しています。

2)「イタリア紀行」 2,980円(税込)
 イタリアをテーマに高解像度カラー液晶搭載の「Words Gear」の特長を活かした2作品を収録しています。

ですよ。「ワーズギア文庫」シリーズ第一弾として華々しく出て行くこれ、売れるとでも思ってるの?

全国の書店に広く置いてあってもそうそう売れない内容ですよ。これをワーズギア(4万円ほど)を買わないと読めないものとして出して、どう間違っても成功しないでしょ。何がしたいのか全然わかりません。