宮脇俊三『殺意の風景』

書誌情報

  • 殺意の風景さつい の ふうけい
    宮脇俊三みやわきしゅんぞう
    2006-05
    光文社 光文社文庫
    私の彼は毎日一人で樹海へ入っていく。植物採集のため?木に結びつけられたリボンを頼りにあとを追ってみるけれど、彼の姿は見えない。私はリボンをひとつひとつ…。(樹海の巻)日本全国18カ所ー大自然の中の特異な景観を舞台に、人間の心の奥底に潜む本能的な怯え、戦慄を描いたスリリングな旅のミステリー。著者唯一の連作小説集。泉鏡花賞受賞作。

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