川崎徹『会話のつづき』レビュー
書誌情報
会話のつづき
ロックンローラーへの弔辞
2011/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:会話のつづき
レビュー
忌野清志郎を悼みながら、次々浮かぶ死にまつわる記憶から「時代の終わり」への諦念をつのらせる。怒りでも悲しみでもない静かな諦めで、作品全体に老齢の乾きがある。実際には「清志郎」の名も登場しない、小説だ。
読了:2012/02/26