青木淳悟

青木淳悟プロフィール&ガイド

青木淳悟(あおきじゅんご)―1979年生まれ(44歳)。埼玉県狭山市出身。小説家。

大学在学中の2003年、「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞受章しデビュー。

2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で第35回新潮新人賞、2005年『四十日と四十夜のメルヘン』で第27回野間文芸新人賞、2012年『私のいない高校』で第25回三島由紀夫賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:福永信 保坂和志

青木淳悟おすすめ本ベスト

  1. 『四十日と四十夜のメルヘン』表紙
    日付に注意をしなければならない。日記は何度も同じ日を踏みなおしながら徐々に遠くまで放り出される仕掛け。ストーリーを捕まえる手がかりもなくて不親切なんだけど、不親切な世界を生きてる純文学なんだぜ。って。
    文学(小説)

青木淳悟レビュー一覧(4冊)

  1. 『私のいない高校』表紙
    主人公がいないとか、物語性を最後まで抑圧してみせたりとか、「誰も見ていない時、月は存在するか?」という問いの、見られてない月を描写する試みだと言える。実験性がいつも人を楽しませるわけではないけどもね。
    文学(小説)
  2. 『このあいだ東京でね』表紙
    東京という街が主人公、「マンション購入ノウハウ」や「Googleストリートビューを使いこなせ」といった雑誌特集様の文章で、小説じゃないかも?な短編集。メタな場所で楽しむのは楽しむけど、実験半ばという感じね。
    文学(小説)

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