多和田葉子

現代文学100字レビュー

多和田葉子プロフィール&ガイド

多和田葉子(たわだようこ)―1960年、東京都中野区出身。小説家。

1991年「かかとを失くして」(『三人関係』に所収)で第34回群像新人文学賞、1993年「犬婿入り」で第108回芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で第28回泉鏡花文学賞、2002年『球形時間』で第12回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で第14回伊藤整文学賞および第38回谷崎潤一郎賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で第21回紫式部文学賞、同年『雪の練習生』で第64回野間文芸賞受賞。

つながり作家

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レビュー一覧

多和田葉子『旅をする裸の眼

『旅をする裸の眼』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
2004/12 講談社
種類
文学(小説)
目次
第1章 1988 Repulsion 1965 / 第2章 1989 Zig Zig 1974 / 第3章 1990 Tristana 1970 (ほか)
所要
2時間20分

ベトナムの女子高生がヨーロッパを彷徨う。各章でドヌーヴの映画がフィーチャーされ、知ってる人は違う感興を持つのかもだけど、僕には醒めない長い夢みたいに見えた。言葉が通じない、眼だけの世界認識もまたそう。

多和田葉子『犬婿入り

『犬婿入り』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1993/02 講談社
種類
文学(小説)
目次
ペルソナ / 犬婿入り
所要
1時間20分

民俗的エロスと匂い立つような文章が芥川賞っぽい表題作。ストーリーを追うと理解しづらいんだけど、先生の丸出し巨乳とか断片的な映像だけがあとを引く。「ペルソナ」の外から見た日本、と比べてもジャポネスクな。

これから出る本、最近出た本

多和田葉子『献灯使』
2014年10月31日 講談社 1728円
川上弘美/多和田葉子/本谷有希子ほか『変愛小説集 日本作家編』
2014年09月05日 講談社 1944円
多和田葉子『かかとを失くして 三人関係 文字移植』
2014年04月11日 講談社文芸文庫 1620円

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