島田雅彦/稲越功一『感情教育』

- 評価
- 発行
- 2000/01 朝日出版社
- 種類
- 文学(エッセイ)
- 目次
- 退屈って病気なの? / 頼りになる友達いるんですか / 二度とあんたとは踊らない (ほか)
女子中学生に中年男が教えを説く。退屈な社会で生き残るための術、淡くて脆い恋心の対処法。思春期と言ってしまえばそれまでの不安定な年頃、現代的な問題を取り上げながらも結局は全時代共通。学外の危い教師ぶり。
現代文学100字レビュー
稲越功一(いなこしこういち)―1941年、岐阜県高山市出身。写真家。
2009年死去。
女子中学生に中年男が教えを説く。退屈な社会で生き残るための術、淡くて脆い恋心の対処法。思春期と言ってしまえばそれまでの不安定な年頃、現代的な問題を取り上げながらも結局は全時代共通。学外の危い教師ぶり。
旅に関するエッセイ。『波の絵~』と同様に写真が大きな比率を占めるので、環境音楽を聴くように写真を見、字を見ればいいのかもしれない。でも使いみちのない風景って言い方は好きだな。旅なんてそんなものだもの。
作品名クリックでレビューを見に行けます。見出しクリックでソートできます(デフォルトはサイト掲載日順)。
作品名 | かな | 発行日 | 種類 | 評価 |
---|---|---|---|---|
作品名 | かな | 発行日 | 種類 | 評価 |
感情教育 | かんじょうきょういく | 2000/01 | 文学(エッセイ) | ★★★☆☆ |
使いみちのない風景 | つかいみちのないふうけい | 1994/12 | 文学(エッセイ) | ★★★☆☆ |
波の絵、波の話 | なみのえなみのはなし | 1984/03 | 芸術・美術 | ★☆☆☆☆ |