重松清

現代文学100字レビュー

重松清プロフィール&ガイド

重松清(しげまつきよし)―1963年、岡山県久米町出身。小説家。

出版社からフリーライターへ。田村章、岡田幸四郎などのペンネームあり。1991年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で第14回坪田譲治文学賞、1999年『エイジ』で第12回山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で第124回直木賞、2010年『十字架』で第44回吉川英治文学賞受賞。

作品のほとんどが「家族」をモチーフにしていて、温かな気持ちになれるものもあれば、だからこそ「ひとり」を実感する作品もある。初めて読むなら短編集『ナイフ』が彼の作風が過不足なく伝わっていいんじゃないかと思います。『疾走』は体力のあるときに。

つながり作家

  • 森絵都
  • 奥田英朗
  • 石田衣良
  • 辻村深月
  • 角田光代

マイベストはこれ!

レビュー一覧

重松清『十字架

『十字架』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
2009/12 講談社
種類
文学(小説)
目次
第1章 いけにえ / 第2章 見殺し / 第3章 親友 (ほか)
所要
4時間30分

いじめを苦に自殺した中学生。残された者達が十字架を背負って生きる「その後」を追う。重い状況を描きながら、きちんと出口を用意するさすがの重松節。もちろん泣く。「父」にも感情移入できる年齢になったからな。

重松清『きみの友だち

『きみの友だち』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
2005/10 新潮社
種類
文学(小説)
目次
あいあい傘 / ねじれの位置 / ふらふら (ほか)
所要
4時間

「友だち」というものをいろんな角度から描いているが、どれも身に染みる。子供はこの関係性に悩んで育つのだ。最終章の大団円に至るまで、作品のフレームを壊しかねないあざとさがあるのだが、存分泣けるのは確か。

作品名クリックでレビューを見に行けます。見出しクリックでソートできます(デフォルトはサイト掲載日順)。

作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
十字架 じゅうじか 2009/12 文学(小説) ★★★★☆
きみの友だち きみのともだち 2005/10 文学(小説) ★★★★☆
その日のまえに そのひのまえに 2005/08 文学(小説) ★★★★☆
トワイライト とわいらいと 2002/12 文学(小説) ★★★☆☆
きよしこ きよしこ 2002/11 文学(小説) ★★★☆☆
疾走 しっそう 2003/08 文学(小説) ★★★★★
熱球 ねっきゅう 2002/03 文学(小説) ★★★☆☆
半パン・デイズ はんぱんでいず 1999/11 文学(小説) ★★★☆☆
さつき断景 さつきだんけい 2000/11 文学(小説) ★★★☆☆
口笛吹いて くちぶえふいて 2001/04 文学(小説) ★★★☆☆
隣人 りんじん 2001/02 文学(ルポ) ★★★☆☆
流星ワゴン りゅうせいわごん 2002/02 文学(小説) ★★★★★
かっぽん屋 かっぽんや 2002/06 文学(小説) ★★☆☆☆
日曜日の夕刊 にちようびのゆうかん 1999/11 文学(小説) ★★★☆☆
ビタミンF びたみんえふ 2000/08 文学(小説) ★★★★★
カカシの夏休み かかしのなつやすみ 2000/05 文学(小説) ★★★☆☆
リビング りびんぐ 2000/12 文学(小説) ★★★★☆
定年ゴジラ ていねんごじら 1998/03 文学(小説) ★★★★☆
四十回のまばたき よんじゅっかいのまばたき 1993/11 文学(小説) ★★★☆☆
エイジ えいじ 1999/02 文学(小説) ★★★☆☆
ビフォアラン びふぉあらん 1991/08 文学(小説) ★★★☆☆
幼な子われらに生まれ おさなごわれらにうまれ 1996/07 文学(小説) ★★★★☆
舞姫通信 まいひめつうしん 1995/09 文学(小説) ★★★★☆
見張り塔からずっと みはりとうからずっと 1995/01 文学(小説) ★★★★☆
ナイフ ないふ 1997/11 文学(小説) ★★★★★

これから出る本、最近出た本

重松清『希望の地図 3・11から始まる物語』
2015年02月10日 幻冬舎文庫 648円
重松清/マスターズ甲子園実行委員会『夢・続投! マスターズ甲子園』
2014年12月05日 朝日文庫 540円
重松清『峠うどん物語 下』
2014年10月16日 講談社文庫 648円

新刊・近刊をもっと見る

このページへのコメント