宮沢章夫『不在』レビュー

書誌情報

宮沢章夫『不在』表紙
不在ふざい
2005/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:不在

レビュー

利根川に浮かんだ少女の死を巡って謎が謎を呼ぶ長編。シェイクスピア悲劇を敷いて、業の一族や浮浪する詩人が物語を語る。視点と時間の転向が速くて読者置き去りでも気にしない風ながら終盤畳み掛けの見せ場は圧巻。
読了:2005/03/19

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