川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』レビュー
書誌情報
ゆっくりさよならをとなえる
2001/11
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:雨蛙 / かすかなもの / しょうがパンのこと (ほか)
レビュー
小説の導入部に使えそうな文章ばかりのエッセイ集。リズムはもちろん、オクラをひと夏食べ続けたり本屋の棚を見守ったり、暮らしがもう物語に包まれている。書評の章も語らってるうちに本の話になったという自然さ。
読了:2005/08/07