小島信夫/保坂和志『小説修業』レビュー

書誌情報

小島信夫/保坂和志『小説修業』表紙
小説修業しょうせつしゅぎょう
2001/09
NDC:901 | 文学>文学>文学理論 作法
目次:リアリティ、『杜子春』、夢、猫、鬼、喜怒哀楽 / 偶然、リアリティ、『私の作家遍歴』、トルストイ、平凡なるもの / 『プレーンソング』、身をやつす、“使い尽くす”、“自然ぜんたい”、“人間ぜんたい”、トルストイ、「さらば、我ら何をなすべきか」 (ほか)

レビュー

小説、文学をめぐる往復書簡。保坂の誘い水にぜんぜん応えずに別次元の話をしだす小島。深い思慮があるのかボケつつあるのかよく分からず、カフカ的な理不尽さに包まれることになる。この空回りも一種のワザと見る。
読了:2006/09/24

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