イッセー尾形『とりあえずの愛』レビュー
書誌情報
とりあえずの愛
2001/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:百番目の湖 / 山田太郎がやって来た / 花とカルピスの君 (ほか)
レビュー
短編小説集。「百番目の湖」の完成度にはびっくりした。夜の湖で泳ぐ女、などある種の形式に従順ながらもイメージ喚起力は良質。「なにげない日常」でも「不条理」でもなくて小説として正統派なものも書けるのかと。
読了:2008/05/09