川上弘美『真鶴』レビュー

書誌情報

川上弘美『真鶴』表紙
真鶴まなづる
2006/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:真鶴

レビュー

失踪した夫を想いながら何度も呼び寄せられる真鶴。その水際の先は異界だ。「ついてくる女」ばかりでなく母も娘も不倫相手も輪郭が溶けあって、皆すでに死の側かと思う。それでも繋ぎとめるための何かが、光るから。
読了:2008/10/19

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