川崎徹『石を置き、花を添える』レビュー
書誌情報
石を置き、花を添える
2008/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:石を置き、花を添える / なんの変哲もない場所にすぎない、タンスの上 / 海近しの眩しい陽射しが
レビュー
年を取って、亡くなった知人、もう時を止めてしまった事物、振り向いた坂下に見える思い出たちを慈しむ短編集。だからすごく静か。「ミャッ」と鳴いたとしてもそこに猫はいないのだ。それとももう、誰もいないのか?
読了:2008/10/25