堀江敏幸『河岸忘日抄』レビュー

書誌情報

堀江敏幸『河岸忘日抄』表紙
河岸忘日抄かがんぼうじつしょう
2005/02
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:河岸忘日抄

レビュー

異国の河岸に係留された船のなか、静かなる隠遁。厭世風に読書して流れてゆく時間。郵便配達人との会話も老人の死も風景画みたいに淡い。思索を続けながら英気を養うような束の間の休息? 穏やかな気持になれる本。
読了:2010/01/02

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