レビュー
新刊・近刊
物語の舞台
旅行記
ブログ
ホーム
100字レビュー
中上健次『蛇淫』
中上健次『蛇淫』レビュー
書誌情報
蛇淫
じゃいん
中上健次
1976/05
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:蛇淫 / 荒くれ / 水の家 (ほか)
レビュー
暴力と性が横溢する短編集。無頼であるのに生活臭がじっとりとまとわりついて、その物語湿度は土地に縛り付けられた者たちの自慰のように哀しい。つややかでかつ土俗的な文章は初期にあってすでに天才を感じさせる。
読了:1995/07/01
商品詳細&購入情報
1976/05 河出書房新社
Amazonで見る
1980/06 角川文庫
Amazonで見る
1996/09 講談社文芸文庫
Amazonで見る
物語の舞台
和歌山県-白浜町
ホーム
100字レビュー
中上健次『蛇淫』