横尾忠則『ポルト・リガトの館』レビュー

書誌情報

横尾忠則『ポルト・リガトの館』表紙
ポルト・リガトの館ぽるとりがとのやかた
2010/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:ポルト・リガトの館 / パンタナールへの道 / スリナガルの蛇

レビュー

スペイン、ブラジル、インドを旅する小説三編。別の現実へするりと抜け出た作品集で、ダリが登場しなくともシュルレアリスム風。タントラ的セックスを描く筆運びの巧さに感嘆しつつ、やっぱり表題作の幻想性が格別。
読了:2011/08/14

商品詳細&購入情報

物語の舞台