赤坂真理
赤坂真理プロフィール&ガイド
赤坂真理おすすめ本ベスト
-
自分の中で振動する不可知の領域を抉じ開けるのは吐き気と体温。肌に浮き出てくる前の、奥にある温度。言葉がバラバラに解けてしまって表層的なものは何も要らなくて、コンビニで会った男と旅するしかなくなるのだ。文学(小説)
赤坂真理レビュー一覧(7冊)
-
東京裁判と「天皇の戦争責任」を考える長編小説。ディベートでは「そうだったのか」と発見もあったが、法学的議論では終わらなくて。時空を超えるファンタジックな要素がありながら「私」小説であるところも赤坂的。文学(小説)
-
短編集。観察者としての眼が肉体からズレて外側にあるような、著者独特の浮遊感は楽しめる。でも内省も衝動も突き抜けず、文字遊びも余計に世界を小さくしてるような。雫したたる「桃」のエロさは濃密でいいけどね。文学(小説)
赤坂真理の新刊・近刊
-
2024-09-27藤原書店国際的社会学者と作家・詩人の、20時間にわたる深く濃い対話! 水俣病をその身に背負う人たちの、言葉にならない魂の叫びを言葉にうつしとり、『苦...
-
2024-06-03医学書院 シリーズ ケアをひらくそんな私に女性セラピストは、このうえない毅然さでこう言った。「あなたには、安全に狂う必要が、あります」--そう、自分を殺しそうになってまで救...
-
2020-11-10NHK出版 NHK出版新書誰もが、性的マイノリティである 「男/女」と単純に分類しがちな我々の性は、とても繊細で個別的だ。 だが今性を語る言葉は、あまりに人を対立さ...
- 赤坂真理の新刊・近刊をもっと見る