鹿島田真希

鹿島田真希プロフィール&ガイド

鹿島田真希(かしまだまき)―1976年生まれ(44歳)。東京都出身。小説家。

大学在学中の1999年、「二匹」で文藝賞を受賞し、デビュー。

1998年『二匹』で第35回文藝賞、2005年『六〇〇〇度の愛』で第18回三島由紀夫賞、2007年『ピカルディーの三度』で第29回野間文芸新人賞、2012年「冥土めぐり」で第147回芥川賞受賞。

真っ当な様子で見えながら、読むとすごく変な小説が多いです。それが味。

関連作家・似てるかも作家:柴崎友香 絲山秋子 本谷有希子

鹿島田真希おすすめ本ベスト

  1. 『六〇〇〇度の愛』表紙
    かつて6000度の熱に包まれた長崎で、家庭から離れ情事にふける女。「原爆」のイメージが言わば印象操作に近い形で関係性も曖昧に重層化されてるんだが、それが混沌とした語り口から文学性をさらに高めてる、と読む。
    文学(小説)

鹿島田真希レビュー一覧(6冊)

  1. 『黄金の猿』表紙
    セックスのことしか考えてない女と男が、パースの狂った宗教画のように愛を与えそこね続ける。肉体から全力で逃げ続けてるようにも見える。つまりは性愛も肉欲も本来の用途を成してない、言葉の先に何を置いたのか?
    文学(小説)
  2. 『ピカルディーの三度』表紙
    なんだこのウンコ小説は。いや評価でなくて作中小道具としての。「できるだけ、一人称の語りを排泄物に近づけるんだ」とか狙いを表明しすぎなんだけど、それもブラフのようで何が本心なのか分からない。短編みな変。
    文学(小説)

鹿島田真希の新刊・近刊

  • 小川洋子/鹿島田真希/白河三兎/ほか『世にもふしぎな動物園』表紙
    小川洋子/鹿島田真希/白河三兎/ほか
    2018-11-10
    PHP研究所 PHP文芸文庫
    動物がペンネームに隠れている作家が、その動物たちをテーマに短編小説を書いたら……。ミステリーから泣ける作品まで5作品を収録。
  • 鹿島田真希『少年聖女』表紙
    鹿島田真希
    2016-08-25
    河出書房新社
    ゲイバー「Aqua」で、僕が愛した青年が語る、ひとりの聖女と彼女に溺れゆく男たちの物語――「背徳的な愛」を峻烈に描く衝撃作!
  • 鹿島田真希『選ばれし壊れ屋たち』表紙
    鹿島田真希
    2016-06-09
    文藝春秋
    次回作が書けずに悩む駆け出しの作家三崎小夜。周囲のちょっと壊れた人たちに翻弄されながら、戦う快楽に目覚めるまでの成長物語