野猿街道 - 角田光代『空中庭園』

物語の舞台 - 野猿街道(東京都 八王子市)

あたしはラブホテルで仕込まれた子どもであるらしい。どのラブホテルかも知った。高速道路のインター近くに林立するなかの一軒で、ホテル野猿、という。

東京都八王子市、野猿街道そばにあるラブホテル、野猿。最寄り駅は多摩モノレール大塚・帝京大学駅。

その名前のインパクトからネタとされることも多い、有名老舗ラブホです。とんねるずがやってたユニット「野猿」の語源でもありますね。

引用部は小説の冒頭なのですが、野猿には「のざる」とわざわざルビが振られてて(実在するのは「やえん」)フィクションということなのでしょうが、小説全体の舞台としても多摩のほうなんだろうな、というムードです。2008年頃にフェスタリゾート野猿と改称しました。

掲載日:2008-02-09
野猿街道イメージ
(C) fitm
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

野猿街道について

野猿街道(やえんかいどう)は、東京都多摩地域にある道路の通称である。

野猿街道の大半は、多摩ニュータウン北部および八王子市東部の幹線道路で、国道20号日野バイパス(中央自動車道国立府中IC付近)から多摩川にかかる府中四谷橋を越え、国道16号八王子バイパス(打越IC)までを結ぶ重要な路線の一部となっている。

詳細には以下の2路線の通称である。

  • 東京都道20号府中相模原線(国立市青果市場東交差点 - 八王子市下柚木交差点)
  • 東京都道160号下柚木八王子線(八王子市下柚木交差点 - 同市横山町の国道20号交点)


[概要]

1998年に府中四谷橋が完成し

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