神宮外苑 - 吉田修一『静かな爆弾』

物語の舞台 - 神宮外苑(東京都 港区)

「そろそろ~、門を~、閉めますので~」

 どこか間延びした声に顔を上げると、「御観兵榎」と名づけられた樹の向こうに竹箒を持った門番が立っている。

冒頭のシーン。男主人公はここで、門番の声に無反応の女性、すぐに耳が不自由と知れる女性と出会います。

明治神宮外苑です。かつて陸軍の練兵場だった時代に、この榎の前に明治天皇の御座所が設けられていたために「御観兵榎(ごかんべいえのき)」という名がついています。現在のものは、台風で倒壊した初代に替わる二代目です。

神宮野球場、絵画館などいろいろな施設がある広い洋風庭園で、新宿区と港区にまたがります。御観兵榎があるあたりは港区。

大通りの銀杏並木が都内の秋の風景として有名です。

掲載日:2012-07-15
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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