富山城 - 宮本輝『螢川』

物語の舞台 - 富山城(富山県 富山市)

 富山城の桜はまだ七分咲きといったところだったが、濁って淀んだお堀の水には水草が青々と輝いている。

 千代は新聞社のビルを出ると、富山城の前まで歩いてきて、そこでひと休みした。

表題作より。

富山県富山市、町の中心部に富山城址が公園となっています。現存する遺構は少なく、昭和に模擬天守が建てられています。

一部堀が残っていて、春には堀に掛かる桜が見られます。

掲載日:2012-08-04
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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