河津 - 角田光代『この本が、世界に存在することに』

物語の舞台 - 河津(静岡県 賀茂郡河津町)

河津の宿は、海から五キロほど入ったところにある。近所には、隅に漬けもの樽の置いてあるコンビニエンスストアと、商品すべてが埃をかぶった文房具屋、小学校と田んぼがある。少し歩くと神社があって、セメント工場がある。もっといくと健康ランドがある。

「手紙」より。

河津の海から五キロほど山に入ったところ、は湯ヶ野温泉のあたりか。川端康成『伊豆踊り子』の舞台となるところですね。文房具が埃をかぶってたりするくらいの寂れたところなのかどうかは知らないので、もうちょっと違うところかもしれません。

「健康ランド」は河津七滝オートキャンプ場のほうまでいけばあります。やはりこのへん?

恋人と一緒にくるはずだった宿に、直前に喧嘩してしまった女がひとりで泊まりに来る、という話です。

掲載日:2009-04-25
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

河津について

河津町(かわづちょう)は、静岡県賀茂郡に属する町である。伊豆半島の先端部(南端部)に近い東側地域の一角を占め、太平洋に面する。

サクラの一栽培品種であるカワヅザクラ(河津桜)の発祥地および観光地として全国的に知られており、花見の季節には必ず紹介される。


[地勢]

町域の81%は山林と原野で占められ、市街地は天城山南東の山稜を源流とする河津川下流の平地に広がる。東部は相模灘(太平洋)に面する。

  • 山 - 登り尾(1057m)、猿山(1000m)、三筋山(812m)、鉢ノ山(619m)
  • 河川 - 河津川

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