今井浜 - 角田光代『対岸の彼女』

物語の舞台 - 今井浜（静岡県賀茂郡河津町）

求人雑誌で見つけた「ペンション・ミッキー＆ミニー」は、伊豆急行の今井浜海岸駅から、十分ほどバスに揺られたところにあった。海まで歩いて五、六分の三階建てのちいさな宿だった。

今井浜海岸駅、伊豆は河津にある今井浜海水浴場の最寄り駅です。海辺のリゾートペンションで、住み込みのバイトをする主人公たち（高校生2人）。このあたりにはペンションはいろいろあります。

しかしこのペンション名、実在はしないと思いますが、某ネズミの国から怒られないか無意味にどきどきします。

掲載日：2009-10-18

※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

今井浜海水浴場（いまいはまかいすいよくじょう）は、静岡県賀茂郡河津町にある海水浴場である。最寄の駅は伊豆急行今井浜海岸駅である。

1kmほどの砂浜が相模灘に面して、南北に広がっている。遠浅の海岸で、浜の真ん中に岩場があり、松原もある「白砂青松」の浜であり、河津町の貴重な観光資源の一つである。

周辺にはホテルや旅館が立ち並ぶ典型的な観光地の様相を呈している。とくに、東急ホテルズが経営している、「今井浜東急リゾート」と老舗旅館「今井荘」は同海水浴場に隣接して立地している。

「今井荘」には三島由紀夫が避暑にしばしば訪れ、小説『禁色』をここで投宿中に執筆した。三島が訪れていたときはまだ伊豆急行が開業しておらず、自動車で訪れていた。

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