御影 - 筒井康隆『残像に口紅を』

物語の舞台 - 御影(兵庫県 神戸市東灘区)

神戸市街の中心部から約十キロ東、阪急電車御影駅のすぐ山側に洒落た二階建てのレストラン・ビルが建っている。そのすぐ近く、深田池という神功皇后ゆかりの古い池の周辺は公園にもなっていて、池の北西側のほとりには七年前マンションができた。

作品の冒頭。だんだん使える文字が減っていくという実験作なんですが、冒頭では「あ」が使えないものの、かなり自由です。

主人公が住むマンションがここで出てきます。神戸市東灘区、御影にあります。この言い方ではマンション名まで特定できてしまうんですけども、池の北西側にマンションがあります。御影が全体的に高級住宅地です。

御影駅のすぐそばになります。

掲載日:2012-07-28
御影イメージ
(C) Hasec
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

御影について

御影(みかげ)は、兵庫県神戸市東灘区にある地名。広義では旧武庫郡御影町の一帯を指す地域名。旧御影町域には「御影」を冠する各町(御影本町・御影中町・御影石町・御影郡家など)があるが、単に「御影」と称する行政町名があり、御影一丁目から御影三丁目が設置されている。

御影は古い地名で、花崗岩の別名「御影石」の語源となり、江戸時代以後は酒造地としても知られるようになった(灘五郷の一つ「御影郷」)。近代には、もとの御影村などを含めて御影町が編成され、その山手側は高級住宅地としても知られた。本項では、広域地名としての「御影」、行政町名の「御影」をそれぞれ説明する。

エリア一覧