外灘 - 奥泉光『『吾輩は猫である』殺人事件』

物語の舞台 - 外灘(中国 上海)

あとで他の猫から聞いた所では、木立と芝生の此庭はパブリック、ガーデンと云う共同租界の公園だそうで、英吉利人の婦人が毎朝欠かさず餌を撒いてくれるとの話であった。

夏目漱石『吾輩は猫である』の猫が、上海に渡ったという設定の小説。

黄浦江の西岸は外灘と呼ばれる上海の中心地ですが、「パブリックガーデン(現在の黄浦公園)」もそこにあります。英国領事館のすぐそばで、欧米風の風景があるエリアです。

租界内の公園として、当時は「犬と中国人入るべからず」なんて看板もあったとかなかったとか言いますが、現在は観光スポットのひとつとして、誰でも立ち入りができます。

掲載日:2010-07-04
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

外灘について

外灘(がいたん、拼音: Wàitān、ワイタン)あるいはバンド(英語名:The Bund)は、中国・上海市中心部の黄浦区にある、上海随一の観光エリアである。黄浦江西岸を走る中山東一路沿い、全長1.1kmほどの地域を指す。

この一帯は19世紀後半から20世紀前半にかけての租界地区(上海租界)であり、当時建設された西洋式高層建築が建ち並んでいる。租界時代の行政と経済の中心であったことから現在も官庁と銀行が多いが、ジョルジョ・アルマーニやカルティエなどの大型旗艦店や、租界時代のレトロな雰囲気を売り物にしたバーやレストランなどが建物の中に入るようになり、お洒落な街並みに変貌しつつある。

外灘の建築物群は、1996年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定された

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