バグダッド - 池澤夏樹『イラクの小さな橋を渡って』

物語の舞台 - バグダッド(イラク)

夜遅くバグダッドに着いて、翌日の朝さっそく町に出た。案外のんびりしている。間もなく戦争になるかもしれないという緊迫感は街路を歩いているかぎり感じられなかった。

2002年10月のイラク。町の様子も人心も、現在は一変してしまったんでしょうが、この本で伝えられるのは戦争直前のイラクです。

「現地をこの目で見たい」という想いは、いろいろな事件を経てかなり微妙なものになってしまいましたけれども、客観的視点に努めたレポートでこの国の「普通の生活」が見えます。

掲載日:2005-04-24
バグダッドイメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

バグダッドについて

バグダード(アラビア語: بَغْدَاد‎, Baghdād, バグダード)(ラテン文字表記: Baghdad, Baġdād)は、イラクの首都。また、バグダード県の県庁所在地でもある。アッバース朝によって建設された古都であり、イスラム世界における主要都市の1つ。2020年の人口はおよそ714.4万人。


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