AmazonのWeb文芸誌

近況報告

Amaozon.co.jp上にWeb文芸誌「マトグロッソ」 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/24/news076.html
マトグロッソ
http://www.matogrosso.jp/

最初「Amaozn.co.jpだけで読める」ということの意味が分からなかったのだけれど、Amazonからのリファラがないと開かないのね。http://www.matogrosso.jp/をブックマークなりして直接開こうとするとAmazonにリダイレクトされてしまいます。リンクしようと思ったら「Amazonの右にあるバナーをクリックしてサイトへ進め」と申し添えないといけないような不親切。RSSを配布してるのだけれど、RSSの記事をクリックしてもAmazonに飛んじゃう不思議な仕様。

本文が全部画像でできてる(650px×4812px画像とかどういうことですか)のも含めてWeb上のサービスとしてはありえないことがいっぱいあって驚きます。

紙の文芸誌はもうかなり前から死にかけてますよね。広告依存体質がゆえの雑誌不況ともまた違ったところで、文芸誌は純粋に読者がいない、という世界で死にかけてるわけです。Webでやるからには、紙の文芸誌を手に取らないような読者が見に来るようになるといいのだろうなと想像するのですけど、上述の点でWebの良さをかなり潰してるのが気になります。

そもそもこのタイミングでなぜWeb文芸誌?というような謎は、後で何かに繋がって「なるほどこれがやりたかったのか!」と膝を打ったりさせられるのですかね?