小林恭二

現代文学100字レビュー

小林恭二プロフィール&ガイド

小林恭二(こばやしきょうじ)―1957年、兵庫県西宮市出身。小説家。

1984年『電話男』で第3回海燕新人文学賞、1998年『カブキの日』で第11回三島由紀夫賞受賞。

理が勝っててひねくれてる小説が多い。その歪んだ世界が妙に心地よくて。短歌にも精通していて、短歌論などの著書もあります。めくるめく空洞の小説『小説伝』をまず薦めたいのですが現在絶版なので(何故だ?)、古本屋で買ってください。

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レビュー一覧

小林恭二『俳句という愉しみ―句会の醍醐味

『俳句という愉しみ』の表紙画像
評価
★★★☆☆
発行
1995/02 岩波新書
種類
文学(詩歌)
目次
一日目 風花句会 / 幕間 御岳炉話 / 二日目 深雪晴
所要
2時間40分

『俳句という遊び』に続いて句会の醍醐味を伝える。三橋敏雄、藤田湘子らベテランたちにゲストとなった歌人の岡井隆がいい変化を加えている。冬の奥多摩にて、引き締まった句が大人の遊びを言葉の高みに押し上げる。

小林恭二『半島記・群島記

『半島記・群島記』の表紙画像
評価
★★★★☆
発行
1988/09 新潮社
種類
文学(小説)
目次
半島記 / 群島記
所要
2時間30分

汚染により封鎖され遺棄された北の半島で霊界を見る「半島記」。自我を捨てる教団が爛熟の南島で拡大する「群島記」。どちらも『ゼウスガーデン衰亡史』と地続きの物語だけど、短編としてのシンプルな志向性が良い。

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作品名 かな 発行日 種類 評価
作品名 かな 発行日 種類 評価
俳句という愉しみ はいくというたのしみ 1995/02 文学(詩歌) ★★★☆☆
半島記・群島記 はんとうきぐんとうき 1988/09 文学(小説) ★★★★☆
悪への招待状 あくへのしょうたいじょう 1999/12 芸術・美術 ★★★☆☆
宇田川心中 うだがわしんじゅう 2004/03 文学(小説) ★★★★☆
短歌パラダイス たんかぱらだいす 1997/04 文学(詩歌) ★★★★☆
数寄者日記 すきものにっき 1997/10 芸術・美術 ★★★☆☆
俳句という遊び はいくというあそび 1991/04 文学(詩歌) ★★★☆☆
ちち 1999/07 文学(小説) ★★★☆☆
浴室の窓から彼女は よくしつのまどからかのじょは 1992/07 文学(小説) ★★★☆☆
邪悪なる小説集 じゃあくなるしょうせつしゅう 1996/06 文学(小説) ★★★☆☆
モンスターフルーツの熟れる時 もんすたーふるーつのうれるとき 2001/05 文学(小説) ★★★☆☆
首の信長 くびののぶなが 2000/05 文学(小説) ★★★★★
ゼウスガーデン衰亡史 ぜうすがーでんすいぼうし 1987/06 文学(小説) ★★★★☆
電話男 でんわおとこ 1985/05 文学(小説) ★★★★☆
カブキの日 かぶきのひ 1998/06 文学(小説) ★★★★★
悪夢氏の事件簿 あくむしのじけんぼ 1991/05 文学(小説) ★★★☆☆
日本国の逆襲 にほんこくのぎゃくしゅう 1992/10 文学(小説) ★★★★☆
瓶の中の旅愁 びんのなかのりょしゅう 1992/04 文学(小説) ★★★☆☆
荒野論 こうやろん 1991/03 文学(小説) ★★★☆☆
小説伝・純愛伝 しょうせつでんじゅんあいでん 1986/03 文学(小説) ★★★★★

これから出る本、最近出た本

小林恭二『これが名句だ!』
2014年01月23日 角川俳句ライブラリー 1680円
小林恭二『この俳句がスゴい!』
2012年08月24日 角川書店 1680円
佐々木丞平/小林恭二ほか『蕪村 放浪する「文人」』
2009年11月25日 新潮社 1470円

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