白石一文『僕のなかの壊れていない部分』レビュー

書誌情報

白石一文『僕のなかの壊れていない部分』表紙
僕のなかの壊れていない部分ぼくのなかのこわれていないぶぶん
2002/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:僕のなかの壊れていない部分

レビュー

生への強烈な諦念で近づく誰もを傷つける「僕」を、最後まで受け入れられない。でも許せるような気がする。表層を泳ぐように三人の女性と関係を続けても、それはタフネスではなくって厚い壁を築く僕らの弱さだから。
読了:2005/05/15

商品詳細&購入情報

物語の舞台