苫小牧 - 佐藤友哉『クリスマス・テロル』

物語の舞台 - 苫小牧(北海道 苫小牧市)

冬子は本拠地である北海道北広島市から四十キロメートルほど南下したところにある苫小牧にいた。

北海道南西に位置する工業都市。

作中では、苫小牧港から衝動的に貨物船に忍び込んで、離島に渡ります。人口500人ほどの小さな島。苫小牧から渡れるこのような島は現実には存在しないはずと思います。

掲載日:2010-07-11
苫小牧イメージ
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※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

苫小牧について

苫小牧市(とまこまいし)は、北海道中南部(道央地方)の胆振総合振興局にある市。計量特定市。


[概要]

寛政12年(1800年)に蝦夷地の警備と開拓のため八王子千人同心が勇武津(勇払)に入植。過酷な自然条件などにより4年で土地を離れるも苫小牧の礎となる。1873年(明治6年)に開拓使が勇払郡出張所を苫細(苫小牧)に移転。これを苫小牧の開基としている。もとは苫小牧村として広い地域を占めたが、数次の分村をへて境域を縮小し、大正7年から苫小牧町となる。

豊富な水と木材資源に恵まれていた苫小牧には明治43年に竣工した王子製紙会社の工場をはじめとして製紙業が進出。その後、石炭を機能的に流通させるために「勇払築港論」が提唱され

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