モエレ沼公園 - 星野智幸『無間道』

物語の舞台 - モエレ沼公園(北海道 札幌市東区)

 モ江レ沼公園は三回目だった。竹志と彩乃は、三年前の夏、そこで知り合ったのだ。

 その公園は、沼沢地をゴミで埋め立てて作られていた。そのゴミの大地の表面が、小山や丘や噴水やピラミッドの形に彫刻されていた。

作中では渋谷を渉谷とかいちいち地名が読み替えられていてその効果の出し方も謎だったりしますが、「モ江レ沼公園」はもちろん「モエレ沼公園」です。イサム・ノグチが設計した札幌の公園です。観光スポットとして有名、ですけどこれを書くためにググるまで、私はなぜか大沼公園とごっちゃになっていて場所間違って覚えてました。札幌です。

引用文中にあるとおり、ゴミで埋めたてられた土地で、沼を含む公園全体が彫刻作品。一度行ってみたいところではあります。

作中では主人公が死に場所を探してここまでやってきます。

掲載日:2011-10-23
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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