択捉島

物語の舞台への旅

択捉島 - 島田雅彦『エトロフの恋』の舞台

北海道・択捉島

繁華街には色がなかった。元は鮮やかな赤や青だったものも色褪せ、古ぼけた白黒の風景写真を眺めているようだった。イワンは一つ一つの建物を指差し、あれがデパートです、それがディスコです、これは食料品店です、と説明するが、どれも廃屋にしか見えない。

日本最北端の島、択捉島。なかなかアクセスの難しい島ですが、主人公カヲルはサハリン経由での海路で入島します。

日本とロシア、日本とアメリカ、この国の狭間を描く作品です。皇室との間にある不定形のスペースと同じように、エトロフが描かれています。国を追われるように、逃亡してたどり着いたのがエトロフ。

択捉島について

択捉島(えとろふとう)は、千島列島南部に位置する島。日本では固有の領土であるとしているが、現在はロシア連邦が実効支配している。

地名の由来は、アイヌ語の「エトゥ・ヲロ・(岬の・ある・所)」から。ロシア名はイトゥルップ島(ロシア語: Итуруп)、英語表記は Iturup。

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