仁宇布

物語の舞台への旅

仁宇布 - 村上春樹『羊をめぐる冒険』の舞台

仁宇布(北海道・美深町)

我々は旭川で列車を乗り継ぎ、北に向って塩狩峠を越えた。九十八年前にアイヌの青年と十八人の貧しい農民たちが辿ったのとほぼ同じ道のりである。

羊博士ゆかりの「十二滝町」へ向かっています。十二滝町は実在しない地名ですけど、作中にあるとおりのアクセスでは、旭川から宗谷本線で北上して、「典型的な小規模の地方都市」でさらに乗り換えて東へ電車で2時間弱で終点の「十二滝町駅」に着きます。

1985年に廃線になっていますが「美幸線」が宗谷本線美深駅から東へ伸びていました。終点は仁宇布(にうぷ)。おそらくこのあたりでしょう。

仁宇布周辺では、美幸線の廃線跡を活かして、トロッコで自走できるレジャー「トロッコ王国美深」が運営されています。

仁宇布駅について

仁宇布駅(にうぷえき)は、北海道中川郡美深町字仁宇布にあった日本国有鉄道(国鉄)美幸線の駅(廃駅)である。美幸線の廃線に伴い1985年(昭和60年)9月17日に廃駅となった。

* 1964年(昭和39年)10月5日 - 日本国有鉄道美幸線美深駅 - 当駅間開通に伴い開業。一般駅。

* 1966年(昭和41年)12月21日 - 駅舎全焼。

* 1967年(昭和42年)11月6日 - 新駅舎落成。

* 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物・荷物取扱い廃止。

* 1985年(昭和60年)9月17日 - 美幸線の廃線に伴い廃止となる。

地名より。アイヌ語の「ニウプ(niupu)」に由来するが、諸説あり、更科源蔵は「森林がある川」の意である、としている。国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』には「『ペンケニウプ』(小川の上流の森)」から、とされている。

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